NEWS お知らせ

2020.05.20

【お知らせ】トヨタ・デンソー協力による日本財団・日本交通の医療関係者タクシー支援について


トヨタ・デンソー協力のもとで、日本財団と新型コロナウイルス患者・医療従事者の送迎を実施

公益財団法人 日本財団では、新型コロナウイルス支援策第2弾として、タクシーを活用した患者および医療従事者の移送を支援することとなりました。これを受けて日本交通では、トヨタ自動車様、デンソー様のご協力のもと、患者(主に軽症者)の移送用車両を運行、および医療従事者の送迎を実施いたします。

一日も早い収束に向けて、公共交通機関として日本交通に出来ることに取り組んでまいります。

 

患者向け移送用車両について

患者(主に軽症者)移送用車両には、トヨタ「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」をベースに改造した「飛沫循環抑制車両」を、患者送迎専用車両として計100台を、6月上旬より順次導入してまいります。この車両は、運転席・助手席のある車両前方スペースと、後部座席以降の車両後方スペースの間に隔壁を設置し、前方を陽圧、後方を陰圧とすることによって、後方の空気が前方に循環しないようにコントロールするもので、トヨタが社会的な最優先課題となっている感染拡大の抑制や医療現場の支援に向けて開発したものです。

また、車両後部座席にはデンソー製の高効率空気清浄機を設置します。微粒子(0.3μm)を99%以上回収できるフィルタを採用し、車内の空気を浄化することができます。車室内の安心安全な空気質が求められる中デンソーがいち早く供給に取り組んだもので、既に都内病院の新型コロナウイルス患者搬送用車両に設置され、利用されている実績があります。

なお患者送迎車は、一般の営業に入らない専用車両とすることで、弊社ご利用のお客様へ二次感染リスクが無いよう配慮をします。運転者は患者の乗降時も車両を下りず、患者との接触は一切ない形をとります。

 

医療従事者の移動支援について

日本財団が、医療施設の医療従事者の通勤・帰宅時支援としてタクシーチケットを配布することを受けて、日本交通では医療従事者の送迎にも協力してまいります。

これまでより行っております、車内のこまめな換気、除菌清掃、乗務員のマスク着用、うがい・手洗い等の励行、乗務前の体温測定等の対策には引き続き取り組み、皆様に安心してご利用いただけるサービスの提供に努めてまいります。

支援活動の詳細は日本財団のホームページをご覧ください(外部サイトが開きます)