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【話題】2023年入社予定の新卒乗務員 内定式を開催しました。
2022年10月1日(土)にホテル椿山荘東京にて、2023年新卒入社予定者向けの内定式を開催しました。今年も299名の内定者が参加くださいました。新型コロナウイルス感染症対策に十分配慮しながら、対面での開催を行いました。
2022年10月1日現在の内定者は計316名です。内訳はタクシー乗務員312名、ハイヤー営業所職員4名です。全国のタクシー乗務員の女性比率が約4%※という現状の中、今回の内定者における女性比率は29%(計316名のうち女性が91名)となっています。
※令和2年の全国の法人タクシー乗務員 240,494人に対して女性乗務員 10,108人。(全国ハイヤー・タクシー連合会調べ)
これまでの新卒採用実績
日本交通では2012年より乗務員の新卒採用を開始しています。2016年からは入社が毎年100名を超えており、2021年4月には338名、2022年4月には300名の入社がありました。2012年~2022年までの累計入社数は1,537人となります。
新卒学生にとってタクシーは、社会貢献性の高さや接客業としての魅力に注目が集まっています。加えて同世代に比べて収入が高いほか、勤務時間が決まっている(労働に関する法的制約が多い)ため休日が多く、他産業の業務よりむしろライフワークバランスに優れているなどのメリットもあります。
新卒採用に期待するもの
現在タクシー業界は、高齢者・体の不自由な方・子育て支援など生活をサポートする多様なニーズが発生しています。また、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言期間中においても、国民生活・国民経済の安定確保に不可欠な業務として国から「事業継続要請」が出されたことから、ドアtoドアで移動ができる唯一の公共交通機関、エッセンシャルサービスとしての社会的認知が高まってまいりました。さらに、IT技術の進歩に伴う新しいビジネスモデルの誕生や自動運転技術の進展とともに、タクシーに「ラストワンマイル」のモビリティとしての役割が求められています。
そのため、高いホスピタリティを持ち、新しい技術やアイデアに柔軟に対応できる人材の育成が必要とされ、業界を挙げて新卒採用の強化に取り組まれています。新卒採用者へは、より付加価値の高い移動サービスの提供ができる乗務員への成長、 さらにはタクシーに対する社会のイメージを変え、快適な移動サービスを提供する総合サービス業へと進化するための幹部候補生としての成長を期待しています。日本交通としても「HRM(Human Resource Management)プロジェクト」を立ち上げ、新卒採用者の更なる成長と活躍ができる環境を整えるべく取り組んでおります。